私は漫画の持ち込みに行くのってずっと憧れていました。
段階踏んで行かなきゃいけないのもわかっていて、一人で東京へ行くというのも、遊びにすら行ってなかったので、行きたいけど、私が行ってもいいものなのだろうかと思っていました。
なので、専門学校で持ち込みツアーで皆で行くとか、一人ででも持ち込みに行きたかったら、下宿先は学校側が用意してくれるなど、サポート体制が充実していたのですごく助かりました。サポート活用しまくり、仲間と意見交換、励まし合い、楽しかったです!
一回行っちゃえば、慣れてくるものです(*´꒳`*)
それでは今回はそんな「出版社への持ち込み」について焦点を当てていきましょう。
持ち込みまでの流れ
持ち込みとは、自分の作品を売り込みに行くことであり、編集者から直接アドバイスがもらえるもの。
①電話でアポ
漫画の原稿が完成したら出版社への持ち込むのですが、
編集部の方もお忙しいのでいきなり行っても迷惑になるので、まずは電話でアポをとりましょう。「日時」と「編集者の方のお名前」のメモは忘れずに。
持ち込みをしたい日の一週間前くらいから電話をします。
☆持ち込みはどこがいい?
持ち込む場所は一つだけでなく、アポが取れる時間によっては、1日3ヶ所回れるので3ヶ所まとめてアポを取る。私みたいに遠方から持ち込みをする人は、泊まって次の日も持ち込みという事も出来るので、2日に分けてアポ取る事もできます。私はせっかくなので2日に分けて色々なとこで見てもらいました。
自分が絶対そこじゃなきゃ嫌だって思っていても、思わぬところから担当付きになることもあり、見てくださる編集者の方との相性とか色々思うところもありますよ。
私は少女漫画の持ち込みしかしてませんが、小学館と集英社と白泉社は厳しめで、講談社の編集者さんは基本的に言い方も雰囲気も優しい方が多い印象でした。厳しめと言っても、作品についてしっかり見ていただき、悪いところのアドバイスをしてくださるというだけで、原稿破られるようなことはありませんので、安心してしてください(笑)
☆何時頃のアポがいい?
編集部は土日祝休みなので、基本は平日のみです。
午前中や夜はアポは取れません。
なので午後の時間で都合がいい時間を当てはめていきましょう。
☆どれくらい余裕持ってアポ取るべき?
持ち込みで見ていただける時間は、短くて15分、長くて1時間位話す事もあります。こればかりは、行ってみないと分からないので、多めに見積もって時間を空けましょう。移動時間を含める事も忘れずに。よっぽど大丈夫ではありましたが、慣れていない東京は迷うとこもあります。
後は、編集者さんが忙しかったり、前後の予定などで遅れて来たり、アポ取っていた方じゃない方が、代わりに見てくださることになる事もあります。
次の編集部まで時間が迫ってきているときは、今日は色々な編集部に持って行く予定だと伝えて大丈夫です。
☆服装は?
自由です。特別にスーツとか着て行かなくていいです。
②当日出版社へ行く
出版社大きい上に、初めて行くときは入り口もよく分からなかったりするので、時間に余裕を持って移動し、約束の時間まで余裕があったら近くのカフェなどで時間をつぶします。緊張で観光どころではなかったので、私は腹ごしらえと原稿の見直し、質問内容をメモしたりしていました。
出版社に着いたら、受付で何目的で誰と会う約束しているかなどを伝えます。(紙に書いて受付に出す)ブースに案内されるので受付の指示を待ちます。
③編集者の方と対面
編集者の方がいらしたら、挨拶をして見ていただきます。
この時、漫画雑誌を見てて下さいと渡される事もありますが、緊張でそれどころではない。笑
読み終わったら編集者の方からアドバイスが頂けるので、メモをしながら聞きましょう。
最後は必ず「質問はありますか?」と聞かれるので、質問を準備しておきましょう。質問ができる方が情熱は伝わります。
持ち込みした原稿をそのまま賞に出す場合は、一番最後の日にちと時間にすると出すことができます。
まとめ
漫画とかでよく怖いイメージのある持ち込みですが、勇気出して行ってみると、社会人としてのマナーさえちゃんとしていれば難しいことはないので、出版社に売り込みして見てください(*´꒳`*)
私は本当初めてペン入れして漫画原稿で完成した作品を持って行った時の作品は、当時自信満々だったけど、今見るとデッサンの狂いも半端なくて、よくこんな原稿でも見ていただけたなと思うくらいの出来で、これでも原稿破られてないので、自分の作品に自信持って持ち込みしてくださいね。